オーストラリアでの中古車購入とその後の手続きの流れ

メルボルン

オーストラリアでの中古車の購入方法と購入後の手続きの流れ【ビクトリア編】

2019年6月10日

こんにちは!Keikoです。
オーストラリアで車が欲しい!だけど車探しや購入の手続きとか色々難しそう...。

オーストラリアでの車購入を考えた時、購入やその他の手続きなどが複雑そうだと思いますよね。

私は、日本での車購入経験が無く英語も自信が無かったので、ちゃんと車が手に入るのか不安でした。

しかしそんな私でも、自分で調べたり友達に協力してもらったりして、無事に車を手に入れる事が出来ました。

このページでは、私がメルボルンで実際に行った車購入の手順と、購入後の手続きの流れについてをご紹介します。

トラブルの無い車購入のため、ぜひ参考にしてください!

注意ポイント

ここでご紹介するのは、ビクトリア州での中古車購入と購入後の手続きについてです。

新車の購入、または他の州での手続きの方法とは異なる部分があるかと思います。

自分の条件に合った車を探す

ウェブサイトで車を探す

まずは、自分の欲しい車を探します。

オーストラリアではインターネットを使って車を探すのが一般的です。

有名なウェブサイトには以下のようなものがあります。

車売買専門のサイトです。

車種・価格・年代・オートマ/マニュアル・販売地域等を細かく指定して検索出来ます。

オーストラリア最大のクラシファイドサイトです。

ホーム画面から”Cars & Vehicles"を選択すると車の売買情報が見られます。

日本人向けのクラシファイドサイトです。

クラシファイドの『売買』のカテゴリーに車の売買情報が出ていることもあります。

ちなみに、中古車は英語で【Second Hand Car】または【Used Car】と言います。

私は【Car Sales】のサイトから車を探しました。

ディーラーと個人販売者について知っておく

車の販売元については、ディーラー個人販売者の二種類があります。

自分が目を付けた車がどちらの販売元の物なのかは、ウェブサイトの掲載ページで確認出来ます。

掲載ページにはDealer Used Car (ディーラー)Private Seller Car (個人販売者)といった表記がしてあるので、そこをチェックしましょう。

また、始めにどちらの売り手から購入したいのかを決めておくと、ウェブサイトで検索する際にあらかじめ絞り込めます。

ディーラーの特徴

  • 身元が明らかなので、個人販売者から買うより安心感がある。
  • 車のコンディションを正直に提示してくれる。
  • 購入時の書類の手続き(名義人変更等)を代行してくれる。
  • 購入後の車のメンテナンスなど、サービスをつけてくれるところが多い。
  • 価格が個人から買うより比較的高い。

個人販売者の特徴

  • 価格がディーラーから買うより比較的安い。
  • 話し合いである程度価格が決められる。
  • 車のコンディションを正直に提示しない販売者もいる。
  • 購入時の書類の手続きを自分で行わなければいけない。
私は個人の販売者から車を購入しました。

実際に車を見に行き試乗する

私は個人販売者から車を購入したので、ここからは個人販売者からの車購入を元にご紹介します。

欲しい車が決まったらサイト経由で販売者と連絡を取り、その車がまだ売れていないかを確認します。

そして、実際に車を見に行く日程を販売者と相談しましょう。

その際、その日程に販売者本人(実際にその車を運転していた人)に立ち会ってもらえるのかも確認しておくと良いでしょう。

販売者本人が立ち会えない場合、その家族や友人が立ち会うことがありますが、彼らは車の情報を知らない場合が多いので、細かい情報や質問に答えてもらえない可能性があります。

予定が決まったら、その日程に実際に車を見に行きましょう。

ここからは、実際に車を見に行った際に確認する事をご紹介していきます。

車の状態を確認するのは車の素人には少し難しいと思うので、車に詳しい友人や知人がいれば同行してもらうのが良いと思います。

注意ポイント

オーストラリアは日本の様な車検の義務が無い為、車検の実行や頻度などは持ち主次第となります。

そのため、車を買う前の確認・点検はとても重要になります。

中古車を買ってすぐに部品が壊れた!故障した!という話も正直良く聞きます。

購入前には色々細かくチェックしましょう!

販売者に確認しておきたいこと

■レジストレーション(名義登録)の期間はどのくらい残っているか。

■車の年式と走行距離はどのくらいか。

■どうやってこの車を手に入れたのか。

  • 新車で購入。
  • 中古で購入。
  • 誰かから譲り受けた。など。

■マスターキーやスペアキーは全て揃っているか。

車本体について確認しておきたいこと

■外観の傷・凹み等は無いか。それらがあった場合はそれで妥協出来るか。

■窓に傷・ひび割れは無いか。

■タイヤは擦り減り過ぎていないか。

■タイヤプレッシャー(空気圧)はいくつか。

  • 購入後に自分で定期的に空気を入れることになると思うので、どの程度空気を入れたら良いのか販売者に直接聞いてみる。

■オイルは古くないか。

  • ボンネットの中のオイルタンクのつまみを引き出してオイルの色を確認する(色が黒い場合はオイルは古い。)

■ラジエーター(エンジン冷却水)タンクに破損は無いか。

  • ボンネットの中のラジエータータンク(白いタンク)から冷却水は漏れていないか。
  • ラジエータータンク周りのホースに傷・破損は無いか。

■ランプ類は正常に点灯するか。

  • ヘッドライト
  • スモールランプ
  • ハイビーム
  • テールランプ
  • ハザードランプ
  • ウィンカー
  • ブレーキランプ

■エアコンは付いているか。また、正常に作動するか。(オーストラリアの夏は暑いのでエアコンは大事です!)

■クラクションは正常に鳴るか。

■ワイパー(前・後)は正常に作動するか。また、ウォッシャー用の水は出るか。

■窓はしっかり開閉出来るか。パワーウィンドウ(自動開閉)の場合はボタンの破損や動作の不具合は無いか。

■シートベルト(全シート)はしっかり着脱出来るか。

■シート・車内マットの汚れやタバコ・ペットの匂いの有無。それらがあった場合はそれで妥協出来るか。

車の試乗時に確認しておきたいこと

■エンジンは正常にかかるか。

■メーターパネル(運転席の前にあるパネル)のサインは正常に点灯・消灯するか。

  • エアバッグ
  • シートベルト
  • エンジン

■メーターパネルのメーター類は正常に作動するか。

  • 速度メーター
  • ガソリンメーター
  • 走行距離メーター

■エンジンは正常に作動するか。

  • アクセルを踏み込んで急加速が出来るか。
  • スピードの加速・減速がスムーズに出来るか。

■ブレーキは正常にかかるか。

  • 急ブレーキを踏んでみてしっかり止まるか。
  • ブレーキペダルは緩くなっていないか。

■ハンドルは正常に操作出来るか。

  • 右折・左折・Uターン・バック駐車等のハンドル操作は問題なく出来るか。
  • ハンドルを全開に切っても変な音はしないか。
  • 平行な道でハンドルはまっすぐになっているか。

■ギアはスムーズに変更出来るか。

■サスペンションはしっかり効くか。

車の確認・試乗を終える前に確認しておきたいこと

購入の最終決定前の参考になるため、車の内部や外部の写真を撮っておくことをおすすめします。

念のため、レジストレーションナンバー(ナンバープレートの番号)も控えておきましょう。

重要ポイント

車に付いているVIN(Vehicle Identification Number)は必ず控えておきましょう。

このVINがあれば、その車が安全に売買出来るものかを確認することが出来ます(確認方法については次の項目で詳しくご紹介します)。

VINは17桁の英数字で、通常はボンネットを開けた内側に表記されているので確認してください。

満足がいくまで吟味出来たら、販売者に後日連絡することを伝えて帰りましょう。

PPSR(Personal Property Security Register)で車のローン・担保履歴を調べる

実際に車を見に行き購入の意思を固めたら、販売者に伝える前にPPSR(Personal Property Security Register)を使って、その車がローン支払い中でないか、また借金などの担保になっていないかを調べましょう。

まだ車のローンの支払いが終わっていなかったり、何かの担保になっている車を買ってしまったら、何か問題が起きた時にこちらにも火の粉が降りかかるってことで...怖いですよね。

PPSRとは?

オーストラリア政府(Australian Financial Security Authority)が運営する、個人所有物の情報を提供するオンラインサービスです。

消費者が個人の所有する所有物(車やボート等)を購入する際に、その所有物にローンが残っていないか、また現在借金やローンの担保になっていないかという情報を提供してくれます。

さらに、その所有物が過去に盗難にあったり破損したりしたことが無いかなどの情報も提供してくれます。

PPSRを使って車情報を調べる方法

PPSRを使った車情報は、PPSRのウェブサイトから調べることが出来ます。

用意しておくもの

  • クレジットカード
  • Eメールアドレス
  • VIN(Vehicle Identification Number)

ウェブサイトからの調べ方

  1. "Quick Motor Vehicle Search"ページにアクセスする。
  2. 画面右上の"Start your quick motor vehicle search now"をクリック。
  3. "Continue"をクリック。
  4. VINを入力する。
  5. Eメールアドレスを入力する。
  6. クレジットカード情報を入力する(手数料が表示される)。
  7. "Pay now"をクリック(オンラインセルフサービスの手数料は2ドル)。
  8. 登録したEメールアドレスに調査結果と手数料の領収書が届く。

値段を交渉し、納得出来たら購入を決める

車の確認試乗PPSRチェックを終えて購入の意欲を固めたら、販売者に連絡し最終的な購入価格について話し合いましょう。

オーストラリアでの中古車購入の場合、交渉次第で提示価格より安くなることも多いので、ここはぜひ販売者と価格の交渉をしてみましょう。

納得のいく価格で交渉が成立したら、支払い方法や受け渡し可能日等の具体的なことを確認しておきましょう。

販売者に売買に必要な書類を準備してもらう

購入が決まったら、売買に必要な書類を販売者に準備してもらいましょう。

Road Worthy Certificate(RWC)を準備してもらう

Road Worthy Certificateとは?

VicRoads(ビクトリア州の道路交通局)が車の点検を行い、その車が安全に公道を走行することが出来ると証明された場合に発行される証明証のことです。

RWCは車を売る際に必要になる書類なので、販売者側が取得する必要があります。

詳しくはVicRoadsのRoad Worthinessページ(外部リンク)をご参照ください。

Application for Transfer of Registrationを準備してもらう

車の名義人変更をする際には、VicRoadsが発行するApplication for Transfer of Registrationという書類が必要になります。

その書類には販売者(Seller)に記入してもらう項目があるので、あらかじめ書類を準備し記入しておいてもらえるように伝えておきましょう。

車代を支払い車を手に入れる

販売者からRWCApplication for Transfer of Registrationの準備が出来たことを確認したら、車の代金を支払う準備をしましょう。

オーストラリアでの中古車購入の場合は、現金での一括払いが一般的です。

まず販売者と支払い・受け渡しの日程を決め、その日までに支払い用の現金を用意しておきます。

そして、決めた日程に販売者の元を訪れ、車代を支払います。

支払いの場には、友達や知人などの第三者に立ち会ってもらうと安心です。

重要ポイント

支払いの際に、販売者から領収書(手書きでも良い)を二通(販売者控えと購入者控え)発行してもらいましょう。

領収書には、

  • 販売者の指名・免許証番号
  • 購入者(自分)の指名・免許証番号
  • 支払った金額
  • 支払った日にち
  • 車のレジストレーションナンバー
  • 販売者の署名

を記載してもらい、全て問題なければこちらも署名をします。

無事に支払いと領収書の作成が終われば、遂に車の受け渡し・車取得となります。

この時、販売者から以下の書類を忘れずに受け取りましょう。

  • Road Worthy Certificate
  • Application for Transfer of Registration(販売者記入欄に全て記入済みの物)
  • 支払いの領収書
やったー!でもこの後は名義人変更をしないといけません。

車の名義人(Registration)を変更する

車の購入日から14日以内に、車の名義人を販売者から購入者(自分)に変更しなければいけません。

まずは、販売者から受け取ったApplication for Transfer of Registrationの購入者(Buyer)記入欄を全て記入します。

次に、必要な書類をVicRoadsに提出します。

必要な書類

  • Application for transfer of registration
  • Road Worthy Certificate

書類の提出方法には、VicRoadsのカスタマーサービスセンターに出向く方法と郵便で提出する方法があります。

どちらかの方法を選んで手数料を支払ったら、名義人の変更は完了となります。

手数料の金額に関しては、車種などによって異なります。

名義人の変更手続の詳しい内容はVicRoadsのBuy and transfer a registered vehicleのページから確認出来ます。

  • カスタマーサービスセンターに出向く場合、予約は必要ないので、営業時間内に直接窓口へ行きましょう。
  • 郵送で提出する場合は、一度VicRoadsの上記ページへアクセスし、手数料の支払いや郵送先情報を確認してください。

車両保険に加入する

万が一の事故や故障などに備えて、車両保険には加入しておきましょう。

頻繁に車を運転する人は、車両保険に加えてロードサービスにも加入しておくとさらに安心だと思います。

オーストラリアで有名な保険会社をいくつかリストアップしておきますので、よろしければ参考にしてください。

まとめ

私が実際に行ったオーストラリア(ビクトリア州)での車の購入方法と、購入後の手続きの流れは以下の通りです。

  1. 自分の条件に合った車を探す。
  2. 実際に車を見に行き試乗する。
  3. PPSR(Personal Property Security Register)で車のローン・担保履歴を調べる。
  4. 値段の交渉をし、納得出来たら購入を決める。
  5. 販売者に売買に必要な書類を準備してもらう。
  6. 車代を支払い車を手に入れる。
  7. 車の名義人(Registration)を変更する。
  8. 車両保険に加入する。

観光・買い物・通勤・通学など、オーストラリアでは車があると本当に便利です。

このページの情報が、現在車購入を考えている方の参考になれば幸いです。

トラブル無く車を手に入れて、楽しいメルボルン生活を!

最後までご覧いただきありがとうございました!
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